2009年6月14日日曜日

旅するVespa

青年は荒野を目指すは五木寛之だっけ読んでないけど。
少年は荒野を目指すは吉野朔実ですよね何度読んだかわからん。
んで、
すぱちゃんだって荒野を目指しちゃうのれす(`・ω・´)のVespaツーリングのはじまりはじまり。

注)暇を見てぽつぽつ書いてたらすげー長くなっちゃった。

090607
ツーリングの朝は早い。。。はずだったのだが、前日というか当日というか寝たのが朝0500で、いっその事このまま行こうかとも思ったんだけど安全第一コレ大事トテモ大事ということで仮眠。起きたら0900。Vespaくんにリアキャリア付けたりパッキングしたりバタバタしているうちに1200.いかんいかんいそげいそげー。
1回で荷物を降ろせずにシュラフとテントを括りつけて残りの荷物を取りに戻ると、駐輪場で不思議そうな顔をしてVespaを見つめる集合住宅在住の中学生。そりゃそうだキミの気持ちは解るおすごく解るおすまぬすまぬでシュッタツ。

Vespaの前後キャリアにキャンプ道具を積むとアキラカニ過積載だ。スピードに乗ると気にならないけど低速のカーブで車体の重さが取り回しに出てくる。フロントに三脚積んだのが敗因だったかなダガシカシすすめすすめーー。

トリアエズ246を南下する。この時点では目的地は決まっていない。見慣れた246もキャンプツーリングでは趣が違。。。わない。うがーーー混んでる。ナニシロ過積載なので安全運転で進む。
前回、宮ヶ瀬湖ツーリングで休憩したコンビニで最初の休憩を取る。東京方面から走ってくると丁度休みたくなる距離なんだなきっと。ミネラルウォーターを買ってシュッタツ。当然コンビニの袋はシートのフックですよねですよね。

厚木で宮ヶ瀬湖への分岐になる県道412号線との交差点に差し掛かる。ここまでの進捗で目的地を決めようと思っていた。幾つかピックアップしておいたキャンプ場から、順調なら御殿場、難しければ道志道のキャンプ場だ。混んでいたわりに案外いいペースで来れたので、目的地を御殿場に定めてキャンプ場に電話を入れておく。
ここから御殿場にいくルートも2通りある。
ひとつは山岳コースで道志道を抜けて山中湖から御殿場に降りるコース。
もうひとつはこのまま246を進むコース。
同じルートではつまらないので、往路と復路を走り分ける作戦だ。
今日は寝坊したし初めてのキャンプツーリングで暗い中テントを建てるのも辛そうだったので、時間優先で246を進み帰りに道志道を通る作戦とした。

しばらく進むと246が129号に別れ、このあたりから一気に生活道路の趣になる。ヒライケンの246を300km/hで~~~~もココではつらそうだ。アイカワラズ超安全運転で進む。
大井松田ののあたりから登り勾配が急になり山岳コースになってくる。どうもエンジンの吹けが悪い。ヘルメットの中で唾を飲み込むと耳が抜ける。そうか、標高が上がって気圧が下がったんだ。ガスが濃くなってるのね。
そういえばムカシMG-Bで富士山の5合目を走った時に、エンジンは回るけどパワーがスカスカになったの思い出した。まぁそれほどではないにしろ、エンジンが小さい分影響も大きいんだろう。旧いキャブレターの宿命なのかな。

登り勾配が続き、カーブが多くなってくる。サスガに気温も下がってきてウインドブレーカーを着込む。トンネルを抜けたカーブでいきなり前輪が流れてカナリ焦る。コーナーの円周方向に細かく刻まれた溝が原因だ。噂には聴いていたけど走るのは初めてだ。成る程、ライダーに評判が悪いのがよくわかる。バンクするとラインがぶれるので車体を立ててゆっくり進むしかない。これって知らずに飛び込んだら事故になるんじゃないかなぁ。

道の駅「ふじおやま」で休憩。金太郎さん生誕の地であるらしくマサカリ担いだ像がある。バイク用の駐車スペースに近づいていくと。。。リッタークラスのバイクが勢ぞろいしておる。。。250がめっちゃ小さく見える。。。すんまそん75ccでシカモキャンプ道具満載してて。。。ナニゴトもなかったように少しはなれた場所に停めて、成る程コレが噂の(pq´ω`) ミジモジ常態か。。。はい休憩です。

SAとか道の駅って何故かソフトクリーム食べたくなるよねということで、チョコバニラソフトを購入。ちなみにアメリカンドックとすごく迷った。ふらふら食べながらしゃしん撮ったりしながらバイクに戻ると、おっちゃんが話しかけてくる。

お「これ、Vespa?」
す「そうですよ」
お「なんしーしー」←コレ重要トテモ重要
す「フレームは50だけど75にボアアップしてますです」
お「ギアーは自動で変わるの」
す「左グリップ回して変速するんですよ」
お「でも遠心クラッチで変速するんぢゃないの」
す「左グリップ回す時にクラッチ切るんですよ」
お「風情があっていいねぇ」
す「でも今のバイクに比べたら全然走らないですけどね」・・・・(ry

サスガ道の駅である。バイク海苔の間で伝説の珍獣「なんしー」にそうぐうしてしまったぁぁぁぁぁあああでシュッタツ。
以下「なんしー」詳細
http://homepage3.nifty.com/gakira/nancy.htm

246から138号、469号と進む。御殿場に入ると自衛隊の車両が多くなる。目的地はもうすぐだ。ツーリングマップにスーパーマーケットの表示がある。ここで食料を確保しよう。農協系列のスーパーらしく野菜や味噌醤油のラインナップが充実しているものの他のものが見事に少ない。おお、挽き肉の小さなパックが50円引きだ。こんなトコまできていつもの生活が出る。スーパーの袋はシートのフックにかけるものなのですっ(`・ω・´)

幕営地は「やまぼうしオートキャンプ場」だ。 


http://g-news.jp/yamaboushi/
激しく解り辛い看板に迷いながらも何とか到着。芝が整備されたきれいなサイトだ。
管理事務所のおばちゃんに「バイクいくら?」と聞くと「1,000円」との事。清潔な炊事場に水洗トイレ、シャワーにユニットの風呂まである。それで乗り入れ可能で1,000円は破格だ。

先客は車が3台、バイクが1台。サイトをぐるりと1周してテントを張る場所を決める。通過する時に驚かせてごめんバイクのヒトよ。
しばらくしてサイトの真ん中に停めていた日帰りの車が帰ると敷地内のパワーバランスが変わってくる。隅のほうに幕営していたバイクの人が移動している。ワタクシも設営途中のテントを白い花の咲く木の下へ移動する。テントの下に敷いたドカシーごと滑らせればらくちん。なんか、キャンプ場の場所取りって囲碁みたいだ。

今回実戦配備された新兵器であるところのシングルバーナー「UNIFLAME US-TRAIL」でお湯を沸かし珈琲を淹れる。オートキャンプの人は立派なタープの下にテーブルと椅子。バイクの人も小さな椅子でくつろいでいる。ワタクシは積載量の関係で折りたたみ椅子を諦めたので焚火用のコンクリートブロックが椅子代わり。今度は持ってこよう。自衛隊の演習地が近く、ヘリコプターのローター音が響く。


夕食の作成に取り掛かる。ニンニクと挽き肉を炒めて香りがたったところでシメジと大豆の水煮、ホールトマト、チリパウダーを投入する。やはり西部劇といえばチリビーンズだ。御殿場だけど荒野といえばウエスタンなのである。いや、オートキャンプ場だけど。

日が落ちて珈琲を飲みながらぼけーとしていいて重大なことに気がづいた。近くにある温泉に行くのを忘れていたのだ。辺りはすでに暗く、道には当然だが街頭もない。距離が短いが穴だらけのダート路がある。Vespaくんの暗いヘッドライトだと怖いよねきっと。とゆーことでキャンプ場備え付けの風呂に入ることにした。風呂に行く時、首にタオルかけるのって遺伝子に組み込まれた動作なんだよねきっと。

寝袋にもぐってLEDのヘッドランプ(文字通りアタマに着けるランプね)の光を頼りに読書。持ってきたのは[アラン ムーアヘッド著 恐るべき空白]である。オーストラリアの内陸部がまだ未開の地であった頃の冒険記だ。この本と[エンデュアランス号漂流]はキャンプで読書の双璧である。いや、オートキャンプ場なんだけど。

さて明日に備えて睡眠すいみーーんなのだが。。。寝付けない。寝袋の下に敷いた銀マットが案外硬く寝返りも一苦労といった感じ。なるほど、キャンプ用のエアマットが流行る理由がわかった。とはいえ以前は石がごろごろする川原で寝たものだが。。。まどろんでいるうちにテントが明るくなる。0500。夜明けだ。

090608
テントから顔を出すと、霧が濃い、というか霧雨だ。お湯を沸かして珈琲を淹れ、昨日のチリビーンズの残りと葡萄胡桃ロールパンで朝食。鳥の声と蜜を集めに来た蜂の羽音が響く。コッヘルを洗ってテントを撤収する。他のキャンパーがまだ寝ているので過積載のVespaくんを押して敷地の外へ。エンジンをかけて少しはなれたところで暖機する。シュッタツ。
霧雨がだんだん重くなってくる。路面にうっすら水溜りが出来はじめる。138号まで戻りさてどうするか。予定では山中湖を越えて道志道で帰る予定だがVespaのタイヤの雨天性能はものすごく低い。過積載で重心が上がっているせいもありウエットだと怖い。ここまで来て残念だが仕方ない。今回は246で帰ることとした。


道の駅「北の山」で休憩。流石に寒い。甘い缶コーヒーでエネルギー補給。歩道に毛布を敷いてそのまま寝ているツワモノキャンパーがいた。

東名と246がつづらおりして進む区間はセンターラインが黄色だ。雨でペースが上がらない為後ろを気にしながら進む。大型のトラックが後ろにつくと焦る。

早朝とはいえ月曜の上りは結構な交通量だ。特に上下2車線の部分はすぐに渋滞になる。秦野付近でガソリンがリザーブに入る。セルフスタンドで給油。リアキャリアが歪んでいて強度に不安があるので、重い荷物はタンデムシートの部分に積んである。給油の度に荷物を降ろさなければならない。これは要検討だな。霧雨も上がったので雨具を脱いで仕舞い込む。

多摩川を越えるとすっかり帰ってきた気分になる。が、クラッチの動きがおかしい。信号待ちで車体が微妙に前にでる。完全に切れていない感じだ。クラッチワイヤーかな。回転をあわせながらギアチェインジで凌ぐ。

午前中に帰宅。総距離270km。よくがんばったぞVespaくん。

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